急須で入れたようななにか

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24卒Web系エンジニア就活の振り返り記事

2023年2月9日

11 分くらいで読めます!

うすゆきブログはお気持ち垂れ流しブログなので、分割せず長々と書きます。
目的を持って誰かに発信している記事ではなく、自己満足記事です。

内定までのスケジュール

就活を意識し始めたのは2年の夏、具体的な行動を含む就活は2年の冬、就活終了は3年の冬です。
24卒のWeb系では一般的かちょっと遅いくらいな気がします……

大学1~2年Webプログラミングと出会う。アルバイトでWebサイトを作るお仕事をする
大学2年(2021)6月就活のために早めにインターン行っとこうかなと魔法のスプシを開くが、気になる企業は軒並み募集終わっていて泣く。募集要件的にも技術不足だったので個人開発とチーム開発に力を入れる
大学2年(2022)1月15日5日間の技術職春インターンに申し込む(就活というより純粋な興味)
大学2年(2022)1月27日サポーターズとサイバーエージェント主催の就活セミナーに参加する
大学2年(2022)3月春インターンに参加する
大学3年(2022)4月サポーターズエンジニア1on1イベントに2回参加し18社くらいとカジュアル面談をする
大学3年(2022)年4~6月夏インターン向けの企業説明会、カジュアル面談、インターンES、インターン面接
大学3年(2022)8~9月インターン(1ヶ月)、インターン(5日)、インターン(1日)、アルバイト先の開発合宿、秋インターンES、秋インターン面接
大学3年(2022,23)10~1月サポーターズエンジニア1on1イベント、カジュアル面談、本選考面接、選考インターンなど
大学3年(2023)2月内定承諾

どこからを就活とするのかは難しいところです。
最初は趣味でやっていたWebプログラミングを仕事にしようと感じたのは大学2年終わりに受けた春インターンくらいからでしょうか。

詳細に書きたいところだけ書きます。
ただの思い出です。

印象に残る就活イベント

はじめてのインターン

私はつよつよ社会人エンジニアとのコネがあった訳では無かったので、一般の門を叩いてエントリーしました。
そして就活というよりは純粋に憧れていた企業がインターンをやっているので行ってみたという側面が大きいです。

で、個人開発はたくさんやってきたし、それなりに自信があったのですが…………

人生初めての面接での緊張は多分死ぬまで忘れられなくて、あそこまでのドキドキはどんな恋愛でも超えられないんじゃないかって思います。
GoogleMeetのオーディオチェック音を聞くと未だに身震いします。

面接終わった感想としては……「絶対落ちた」でした。
でも今の実力では出し切ったし、技術力の低さを客観視できた。と悔いのなく辛い現実を受け止めました。

しばらくして結果が帰ってきて、無事合格で、頭の中にはてながたくさん浮かびながらきららジャンプしました。

正直このインターンが気持ちの面でも技術の面でも就活最大の変換点だったように思います。

インターンは初めてのオンパレードでした。
そして普段使うサービスという憧れの企業です。
大学生活でも5本の指に入る充実した日々でした。

サポーターズ1on1面談イベント(4月)

サポーターズの1on1面談イベント、いわゆる逆求人イベントに参加しました。

就活イベントなのに、参加に選考があるんですよ……
なので、内定ためのインターンのための逆求人イベントのためのエントリシートとかいう、とても先の長いスタート地点エントリシートを書く必要が出てきます……

一方で、1日で8社とかとカジュアルに面談ができます。
取り分け逆求人形式だと対等に接してもらえるような感じがします。

8社まとめて1日ですることで、客観的に企業を見ることができます。なにより面談慣れをします。
選考免除系のインターンお誘いもあったりしますので、ぜひエントリーおすすめです。

このイベント自体は複数回開催されるので、選考落ちてもめげずに別の日程で再エントリーすることをおすすめします。(私は4回くらい応募しました……)

夏インターンのための面接や説明会など(4~7月)

春の私は思っていました。
インターン行かないと企業の本当のことなんて分からないし、でもインターン行ける数限られるし、インターン終わったらその企業での本選考始まったりして、もうインターンも本選考じゃね???ってなりました。

ですが就活を終えて振り返ってみると、意外とそんなこともありません……

夏長期インターンに行った某R社も、短期インターンに行った某M社も結局内定まではたどり着いていません……

インターンで大事なのは自分の就職したい方向性(いわゆる就活軸)を決めるための判断材料を用意する機会なのかなと感じています。
企業の裏側を知れるのは、むしろおまけ程度だと思っています……もちろん志望企業のインターンに行くのはめちゃくちゃ大事なことで、面接時に企業の解像度を高く理解しているという点では相当有利ですが……

あとインターンと本選考では採用基準も方式もぜんぜん違うので、インターン受かったから本選考絶対行ける訳でも、インターン落ちたから本選考も無理みたいな訳でも全くありません。

夏インターン参加(8~9月)

各種インターンに行きました。
一般的な就活生と比べると数としては少ないのですが、期間が長かったり、少し毛色の違う職種を体験したりと、新しい視点を得ることができました!

有給インターンだと、お金もいただけて最高です……

得たものや感想はインターン参加記事に書いちゃったので省略です。

サポーターズ1on1面談イベント(10月)

春も参加したイベントですが、10月からは本選考向けのイベントになっていました。
4月の同イベントと比べて、少しずつ就活の方向性が決まっていたりしていました。

半年前より企業の方々の反応が良く、半年間の成長を感じられたのが嬉しかったです。

本選考面接(10月~1月)

夏が終わって後期の授業が始まった頃から本選考の面接が始まりました。
世の中には大量に面接を受ける方も居ますが、私のキャパでは授業もアルバイトもしながらそんな事できなくて、目的を持って厳選した7社に抑えました……

カジュアル面談をして選考免除をいただいても、自分の就活軸と合わないと感じた場合は選考辞退していました。
志望度の低い企業にエントリーするのはお互いwin-winじゃないです。
そして時間は命です。

この時期の忙しさやプレッシャーという観点では大学受験よりも辛いかもしれません。
授業やアルバイト、研究などいろいろなことをしながらの就活なのに、就活の1つ1つがあまりにも重たいです。
例えて言うなら平日の授業終わりに日帰り海外旅行に行くくらいの心持ちです。

4回とかある選考過程のうち1回でも失敗すると永遠にその企業の新卒採用受けれないんですよ??(極稀に再選考を行う企業もあります)
たった1時間前後で人生決まっちゃうプレッシャーやばくないですか?

だからこそ就活軸とか言われてて、1社だけ志望するなんて危険なことする人がいないのも納得いきますが……本当に行きたい会社にお見送りされるのはとんでもなく辛いです。

そんなことが週に数回も起きてる訳で、でもその中で授業もバイトもあって、心も体も休まるタイミングがありません……私が病まなかったの正直、ピルクルミラクルケアとVTuberのおかげなのですが、でも逆にこれでやまない人って何者なんですか??

面接は回数こなせれば慣れてきますが、カジュアルなものから圧迫なものまで企業と回数によって様々で、回数こなしたから準備の時間が減ったり緊張が減ったりするわけではありません。

ほんの1週間の間だけでも自身の変化を体感できるという意味ではおもしろい時期かもです。

あとコーディング試験などで春からの成長を感じられたのも嬉しかったです……!

選考通過、面接落ち、選考通過……(無限ループ)

選考通過も選考落ちも何度も経験しました。
受かる→落ちる→受かる→落ちるって感じでととのいそうでした。

志望度高い企業の最終面接落ち

詳細は別記事に書いていますが、要は自分の就活間違ってた……やばい1から見直さなきゃ。って事件です。

面接失敗伝

本選考面接(1月)

最終面接落ちもあり、新たに自己分析などし直していきました。
1月にもなると最終面接しかない状態になってきました。

初内定

初内定の喜びはきっと永遠に忘れないと思います。初インターンのときと同じように。

最後の内定

これで手札は揃いました。
2次選考落ち、最終選考落ち、内定の3パターンに落ち着きました。

内定承諾(2月)

各企業から面談の機会をいただいたり、先輩やアルバイト先のエンジニアさんからアドバイスを伺ったりしながら内定承諾を決めました。

少なくとも2023年2月の私としては、私の持ってる手札の中で最善の選択ができたと思います。
いつか後悔するかも知れませんが、少なくとも今のベストは選べてます。(し、内定者ブルーって言葉もありますし、どう選んだって一時的にでも後悔はしちゃうと思われます)

就活全体を通じて得たもの

人生の振り返りの場

1年間の就活を通して、強制的に20年分の人生の概要や、今自分が持ってるもの、足りないものなどを把握できるようになりました。

以前某社のインターン時のメンターさんとの雑談で、将来転職活動すると言いよって話を聞きました。
転職する際に自分のキャリアを振り返る機会ができて良いとのことで、新卒就活はその一例なのかなと思います。

爆速改善サイクル

面接を終えて、次の日の面接までにうまくいかなかったところを改善しないと「死」みたいな日々を送っていたので自然に改善速度が爆速になってきました。

すべての行動に目的を持つ考え方

面接は深掘りです。
それはなぜしたのか、どういう動機で行い、どういう学びを得たのかを答える必要があります。
そのためには日常の小さな行動から目標を持ったり、振り返りを行う必要が出てきました。

以前より少しだけ論理的に行動することが増えた気がします。

不確実な中での決断力

社会人になったことがない学生にとってベストな決断なんてできません。
でも、決断しなきゃいけないんです。
インターンの応募、本選考の応募、内定承諾、その他諸々それぞれが今後の人生にかかわる重大な決断です……

特に内定承諾なんて、どこを選んでも後悔しちゃうんですよね……
なので自分を理論立てて説得して、少なくとも今のタイミングでのベターを選ぶ必要が出てきます。

情報が永遠に揃わない中、人生が決まる決断をするのはごく重たいものですが、やらなきゃいけなくて、それによって少しだけ大人に近づいたような気がしなくもないです。

みんな適当なこと言ってるインターネット

就活を通してTwitterやまとめサイトなど、(主語大きいですが)インターネットで言われている就活論とかこういう会社に就職すべき論とか適当なの多いなって思いました。

原因はたくさんあって

みたいな感じです。当たり前なのかもですが……

就活をしていく中での肌感や、信頼できる先輩やメンターさん、就活生同士の交流など複数の情報源を元に選んでいくことをオススメします。

なのでこの記事も鵜呑みにしないでください。