急須で入れたようななにか

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東京から気軽に行ける離島,伊豆大島

2024年3月19日

8 分くらいで読めます!

伊豆半島南東25kmに位置する伊豆大島は東京からもアクセスが良く,気軽に行ける離島です.
島内にコンビニはありませんが,宿や公共交通も整備されています.

学生限定「友旅(ともたび)きっぷ」販売開始(2024.1.28~3.31)|東海汽船
伊豆諸島への快適な船旅をご提供する東海汽船の公式サイトです。運航状況や時刻表、運賃表、予約方法、空席状況など船のご利用案内から、伊豆大島や新島、式根島、八丈島などの伊豆諸島の観光情報やツアー情報をご案内しています。

東海汽船さんのキャンペーンで学生が往復6000円で行けるプランを見つけたので,学生最後の春休みにお友達と伊豆大島に1泊2日で行ってきました.

13:30東京竹芝→ジェットフォイル→15:15大島岡田港

東京は浜松町駅より徒歩少しで竹芝ターミナルに赴けます.
伊豆大島行きの船は竹芝ターミナルより出港します.
(東京の他に熱海や伊東からも伊豆大島へ行く航路があります)

ジェット船は海上を時速80kmほどで移動します.
小型ながらも浮上しての走行なため,船特有の重力を感じる揺れはありません.
飛行機メーカーでおなじみボーイング社の船で,浮上走行時は飛行機の離陸前のような音がして面白い乗り物です.

道中レインボーブリッジや東京湾アクアライン,第二海堡など東京湾の景色が見れて楽しい船窓です.

これは第二海堡

「我は海の子」のチャイムが流れて到着アナウンスが流れます.
旅情溢れますが東京竹芝より1時間45分ほどで到着するので,あっという間です.

伊豆大島

日により停泊港は違いますが,今回は岡田港の日でした.

伊豆大島の中心地である元町港方面へのバスは到着後すぐなので,のんびりしていると乗り遅れます.

……乗り遅れました.
近くのお土産屋さんを見たりしながら次のバスを待ちます.

近くのお土産屋さんでアイスクリームを買いました.
大島牛乳のアイスクリームです.
伊豆大島は牛乳生産も行っているようです.

港からはギリギリ富士山が見えます.
↓明るさなどを調整して見やすくしたもの

本州への近さも感じる不思議な島です.

バスで元町港まで向かいます.

チェックインした宿には猫がいました.

夜ご飯です.
右の天ぷらは伊豆大島で有名なあしたばです.

伊豆大島の焼酎「御神火」もいただきました.

写真はありませんが,近所のスーパーにも立ち寄りました.
島内でありながら価格が本州内とあまり変わらず,住みやすい離島だと感じました.
この日はバスや施設の営業時間の都合もあり,観光は特にせず宿で過ごしました.

夜は宿の温泉で癒やされてから,布団に潜りました.

翌日は昼からの船で帰宅なので午前中に大島を巡ります.

これは地層大切断面.度重なる噴火でできた圧巻の地層です.

反対側には伊豆諸島の島々が伺えます.

行こうとしていた博物館が休業していたため,近くの謎の施設に行きました.

自然豊かな道です.
離島の山道,めっちゃ好きです.

しばらくして,薬師堂に着きました.
昔噴火があったとき,周辺集落が消失する中,ここだけ残ったとのことです.

噴火に備えて周辺には溶岩を流す用の通路が設置されています.

なかなかに壮大なスケールです.

この近くにある神社にも寄りました.

かなり標高があります.

神社への参拝後も次のバスまで時間があったので,近くにあったコワーキングスペースに行ってみました.

無料で利用でき,Wi-Fiやコンセントも完備されています.
伊豆大島の中でも周辺に建物のない場所にポツンとある不思議なコワーキングスペースです.

お昼は港近くのお店で食べました.美味しい.

帰りの船は大型客船です.

14:30大島岡田港→大型客船→19:00東京竹芝

茨城↔北海道を結ぶ船などと比べると小さな船ですが,行きのジェットフォイルと比べると圧巻の大きさです.

出港時は「蛍の光」がBGMとして流れます.大変に良い雰囲気です.

大島を後にします.

船内では実験的にStarlink経由のWi-Fiが利用できました.
(伊豆大島↔東京竹芝航路ではかなりの区間で携帯回線も利用可能です)

さるびあ丸 2等和室

2等和室はごろ寝できる小さな席ですが,ジェットフォイルと違い船内を移動し放題なので窮屈感はありません.

船内にはレストランの他,自販機なども設置されています.

海の飛沫を肴に飲むカップ麺

船上でのカップ麺は乙なものです.
船から見える景色も,船の往来が多く見ていて飽きません.

東京湾に入ってくると様々な景色が一望できます.

東京湾アクアラインと海ほたる

そして到着が19時なのもあって,到着前に夜景が楽しめます.

夜景クルーズとかでなく,あくまで定期航路でこれが見えるというのが素晴らしい点です.

ライトアップされたレインボーブリッジを通過して竹芝ターミナルへ到着です.

おわり

関東地方から見ると,伊豆大島は東京からも近く「普通の土日にちょっと離島に行く」ができる大変にアクセスの良い島です.

沖縄や北海道の島々と比べて離島感は少ないですが,東京湾の夜景には圧巻です.
コンビニが無いので夜間の買い物は難しいですが,宿がネットで予約でき公共交通や飲食店もある大変便利な離島です.

時刻表|伊豆諸島へ行く船旅・ツアー|東海汽船
東海汽船の大型客船、ジェット船の時刻表のほか、下田発着航路の神新汽船の時刻表もご案内しています。

金曜夜の夜行便で東京から伊豆大島行きの夜行船に乗って,土曜の朝到着,観光して午後の船で土曜のうちに東京に帰ってくるなんてこともできちゃいます.