うすゆきブログ

Oracle CloudのAlways FreeのArmは空いていないからAMDにしよう。

2022年2月13日 2022年2月12日

Oracle Cloudってやばいよね

Oracle Cloudnの無料枠がやばい!って鯖缶(サーバー管理者)界隈で話題になっています。

端的に言いますと(22年2月時点)

  • AMDのCPUならE2.1.Microってやつをメモリ1GBで2つまで無料でVMインスタンス作っていいよ
  • ArmのCPUなら合計4OCPU、合計メモリ24GBまで無料で作っていいよ(1OCPUからVM作れるので最大でVM4つ作成可能)

マイクロ・インスタンス(AMDプロセッサ):すべてのテナンシは、AMDプロセッサがあるVM.Standard.E2.1.Micro シェイプを使用して最大2つのAlways Free VMインスタンス
or
Ampere A1 Computeインスタンス(Armプロセッサ): すべてのテナンシは、Armプロセッサを含むVM.Standard.A1.Flexシェイプを使用するVMインスタンスに対して、月ごとに最初の3,000 OCPU時間および18,000 GB時間を無料で取得します。Always Free テナンシの場合、これは4 OCPUおよび24 GBのメモリーと同等

https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/FreeTier/freetier_topic-Always_Free_Resources.htm

なんて異次元な世界なわけです。期間限定無料とかでなく永年無料なんですよ
特にArmの方は、合計メモリ24GBが無料で、合計4OCPUあるため、1つ強いVM作っても良いし、性能を抑えて4つVMを作っても良いんです。
巷ではkubernetsで4つ作ったVMをいい感じに使ってる人も居ます……

さくらVPSでメモリ24GB確保しようとすると月1万円では足りません。
これがOracle Cloudなら無料なんですよ。天下のOracle恐るべし!

さくらVPS

あ~ありがとうございますー!
今、永年無料のVMをいただきました!
ありがとうございますー!
こんなんなんぼあってもいいですからね!

でも、空いて無いよね

しかし、現実は甘くありません。
笹食ってる場合じゃねえと飛びついたのは良いものの、空いていないんですよね。

Oracle Cloudでの選択画面

こんな感じでつよつよ環境を設定して、
で、いざ作ろうと「作成」ボタンを押すと……

Out of capacity for shape VM.Standard.A1.Flex in availability domain AD-1. Create the instance in a different availability domain or try again later. フォルト・ドメインを指定した場合は、フォルト・ドメインを指定せずにインスタンスを作成します。それでも問題が解決しない場合は、後で再試行してください。 ホスト容量についてさらに学習します。

Oracle Cloud VM作成画面のエラーメッセージ

このようなことを言われます。

東京リージョンが埋まっている話はよく聞くのですが、大阪リージョンでも埋まっています。
つまり、22年2月現在、日本にVMを建てられません!!!!

定期的にインスタンス確保をさせるコマンドを走らせることで空いた瞬間にゲットする方法もあります。
実装は、下記記事が分かりやすいです。

「TerraformでOCI無料枠のA1インスタンスを勝ち取ろう」
https://hide.ac/articles/AVdktAUxN#%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%EF%BC%88%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E9%96%8B%E6%94%BE%EF%BC%89

しかし、私はこのコマンドを1週間走らせても確保できませんでした……

調べた感じでは北米系のリージョンなら余裕あるみたいですね。
でも、さすがに太平洋横断するのはレイテンシが馬鹿になりません。
どう頑張っても物理的な壁により、すべてのトラフィックが数百ミリ秒遅れてしまいます……
どんだけ早いコードを書いてもこれは免れません。

どうやら申請すればリージョンを超えてVMを建てれるみたいです。
AlwaysFreeの枠も保持されるみたいですが、ストレージが別扱いになるので少額ですが費用は掛かるみたいです。

AMDなら空いているよ

Armのつよつよ24GBメモリを諦めるという決断は必要です。
でもAMDなら普通に空いているんですよ、これが。

改めてOracle CloudのAlways Freeは

  • AMDのCPUならE2.1.Microってやつをメモリ1GBで2つまで無料でVMインスタンス作っていいよ
  • ArmのCPUなら合計4OCPU、合計メモリ24GBまで無料で作っていいよ(1OCPUから作れるので最大でVM4つ)

のいずれかです。
この上の方の無料枠で使うということです。

1OCPU、メモリ1GB

確かにArmと比べると性能は見劣りします。でも、これでもどの企業よりも無料枠強いですよ。
無料枠の強さではGoogleもAmazonもOracleには勝てません。
さくらVPSなら月800円必要なレベルが無料なんですよ。(さくらVPSばかり比較してごめんなさい)

動かしてみた所、1OCPUといいつつ、2コアのCPUでした。

VM2つ建てた時の様子

Oracle Cloudは「無料枠ここまでですよ!」ってちゃんと出してくれるの嬉しいですよね。
クラウド破産しなくて済みそうです。

終わり

Oracle Cloud凄すぎる。空きがないけど。
わがままを言うと、空いていないなら空きがないって事前に出してくれると嬉しいですね……
でも、無料でroot権限付きサーバー手にできるだけでもありがたいものです。感謝。

終わり