スラマッパギーという言葉をご存知だろうか。

これ実はマレー語のおはようらしい。
マレーシアでは日常的にスラマッパギーを使っているなんて激アツすぎないか??
私はマレーシアに向かうことにした。
コスパ最強の東南アジアにハマりかけていて初海外一人旅の実績も解除したい。ついでに陸路国境チャレンジのために出発をシンガポールにして、折角なのでフィリピンも帰りに寄る計画。
この世界、まずは形からと言われている。
マレーシアの現地VTuberを見てみよう。

マレーシア在住でマレー語を話すVTuber。
配信は英語中心だけど、たまにマレー語やインドネシア語を話す配信もある。
でもYouTubeが字幕生成してくれず、まじで何も分からない。
しかし10分に1回くらい日本語が聞こえてくる。
「どきどき」とか「凸待ち」とか「おにいちゃん」とか。
スパチャ的なやつもMYR(マレーシアリンギッド)で支払われている。
これは紛れもなく本物の現地VTuber。
視聴者コメントにも日本語なんて出てこず、本当に現地に向けた現地のV。
オリジナルソングもマレー語らしい。
【ORIGINAL SONG】Kimi No Super Kawaii Imouto【VOGI】
Kimi No Super Kawaii Imouto???
うーん、やけに脳にスラスラ入ってくる曲名だな....
全くマレー語は分からないけど、なぜか脳直でイメージが伝わってくる。
そんな気持ちを抱えながら人生初の海外一人旅に行く。
記事の後半では旅の費用大公開もしているのでお楽しみに。
Day1 日本→シンガポール
ZIPAIR
国内LCCのZIPAIRを使った。成田→シンガポールまでは2万円ちょっと。
中東情勢で燃油サーチャージが高くてトータルは2.6万円。
それでも島根の実家に帰るくらいの値段でシンガポールまで行けてしまう。
東南アジアはLCCを使うと安く行ける。
ZIPAIRはLCCなのにお客様の呼び出しがあったり、各種案内が空港で流れていて感動。
エアアジア何もなかったぞ...?こんな豪華なLCCがあっていいのか?
預け入れ荷物の予算を抑えてバックパック1つで行く。手荷物7kg制限はやはりキツイ。
たいていの人間は出発するタイミングでオーバーしてる。リュック本体だけでも数kgあるから実質自由に使えるのはかなり少ない。そこに帰りはお土産も増えるのでg単位での軽量化が求められる。MacBook Airは重すぎて諦めてiPadだけで頑張ることにした。

シンガポールまでの7時間、飲み物や食べ物の提供はないが機内Wi-Fiがある。
そもそもLCCには機内Wi-Fiがないのが当たり前。
フルキャリアですら阿部寛のホームページを見るのが精一杯な激遅Wi-Fiなことが多い中、ZIPAIRはStarlinkを使っていて地上並みに早い。
普通に YouTube見れて、AIとも話せる。
しかしフライトの前半半分くらいはネットが通じなかった。
なんで...??

ずっとこれだった

インターネットに繋がった時はとんでもないドーパミンが出た。
フライトの最後数時間は快適なインターネット生活を送れた。

シンガポール上陸
通貨はシンガポールドル(SGD)。1SGDは120円くらい。
飛行機から降りてすぐのボーディングブリッジの蒸し暑さ。
いつもとは違う匂い。
この異国感が一番テンションあがる。
何ならここが旅の最高潮まである。
入国審査は5分くらいで通過。
事前にweb記入は必要だが、パスポートスキャンして顔認証と指紋取って終わり。これが本当のDX。スタンプ押してもらえないのは悲しいけど...
時刻は24時前。ホテルまでの終バスがギリギリあった。
バスの中は洋画で見るような景色でテンション上がる。
初めての一人海外で、裸でプール入ってる感覚。
バスで途中まで行って、地下鉄に乗り換えて宿に着く。
地下鉄の時間に余裕があったので夜ご飯を食べることにした。
夜ご飯
中国系飲食チェーンのZHENGXIN CHICKEN STEAKに行った。
バスに乗れたという、初めてのおつかいレベルの成功体験で早くも余裕が生まれてきた。
フライドチキンの下に米。めちゃくちゃ想像できる通りの味だったけど、お腹空いてて美味かった。
食べる場所が猛烈に暑い。ご飯を早々と胃に掻き込んでちょっと余裕めにお店を出た。
そして終電を逃す
余裕を持って終電の1本前の電車に乗ろうとしていた。
心配性なので駅の入り口の下見もしていた。
しかしさっきまで空いてたはずの入口が閉まっている。
脳をフル回転させて考えた結果、この入口は新宿三丁目駅の高島屋方面改札みたいに開いてる時間が他改札と違うのではないかという結論に至った。
途中歩きながら見つけた別の改札行ってみよう…
...?
ダメだ、、Have A Nice Dayなんて言われている。まだ終電まで数分あるのに...
シンガポールの入口は厳しいらしい。
20年前ならここで人生が終了していたが、現代東南アジアにはGrabという激安最高配車アプリがある。
俺たちはGrab無しには(誇張なしで)生きられない。

Grabを呼んだ。
初一人海外の夜12時過ぎの深夜。車を待つ時間は少し怖かった。

幸いにもシンガポールはバチボコに治安が良い。
海外一人旅入門コースみたいな場所。
無事Grabの車と合流できた。
久々のエアコン最高すぎるぜ。
宿
宿着。
今度は宿の扉が開かない。
メールで言われた手順で暗証番号を押してもピクリとも動かない。
周りに人もいない...
再び脳をフル回転させた結果、これが裏出口という説が浮かび、一周探した結果いかにも入口な入口があってgotことなき。
(この裏口側しか事前にストリートビューで見れず、そこが入り口だと思い込んでいたのが罠)
宿近くは海外感があってオシャレ。海外だから海外感あるのは当たり前なんだけど...
セブンもどことなくオシャレな感じする。
セブンにはめちゃくちゃ日本のお菓子があった。
なぜか沖縄のシークワーサーサワーまで。
シンガポールの方が本場の南国じゃないのか...?
沖縄で言うところのさんぴん茶的なやつを買ってみた。
ポッカサッポロが作ってるらしい。
初日の宿はカプセルホテル。
シンガポールの物価が高すぎて個室は諦めた。セール価格で1泊4600円。
シャワーがとんでもなくカビ臭い点以外は清潔で最高だった。
そして爆睡。
setlog
ひとりでsetlogを撮っていたので1日ごとに載せていく。
なんか画質悪くない...?
Day2 シンガポール→マレーシア
朝、チェックアウトして外に出た時の異国感が最高だった。
この街、綺麗すぎる
東南アジアはもっとごちゃっとしているイメージがあるのに、シンガポールは全然ない。
さすがガム持ち込んだだけで禁固刑になる国なだけある。
東京の私立大学生くらい美意識高い。
高層ビルがない場所も別でオシャレ。
ゴミ全然ないし大体綺麗。
地下鉄も日本より綺麗だし、クレカタッチで乗れて最高。
シンガポール朝ごはんを食べる
有名なチェーン Ya Kun Kaya Toastにカヤトーストを食べにきた。
なんと吉野家の隣にある。
カヤトースト、今回の旅でもトップ3に入るくらい美味かった。
ちょうどよい甘さと歯ごたえで、俺の朝の不足しているエネルギーを補ってくれる。
国境へ移動。地下鉄からのバス。
番号や数字で路線が振られていて意外と迷わない。
さらにシンガポールのバスはほぼ遅れなくて最高。
電光掲示板で進捗が見れるのも良い。
バスの景色も海外感がある。
国境横断鉄道の時間まで余裕があるので、寄り道して住宅街近くのローカルなお店でランチにした。
これまでのシンガポールとは変わってガチ東南アジア感ある雰囲気。
現地民が日常的に行くようなお店で、現地飯という感じの食器。
いいな〜〜。
この観光客向けじゃない日常感が一番いい。作られた観光は好きじゃないから。
でもこれで1300円くらい。物価高いな...この国では暮らしていけません...
シンガポールの物価が高いことに加えて、円安もありそう。
陸路でマレーシアへ
シンガポールの奥地まで行って、国境を横断する電車に乗った。
国境は全体的に撮影禁止で鉄道も含めて写真なし、、でも国鉄の匂いがムンムンするような激渋電車でよかった。

電車を待つ間、隣に座ってたおじさんが電子チケット出せずに困っていて、テザリングしてネットをシェアした。このおじさんとはクアラルンプールまで一緒で、最後は地下鉄の乗り方も教えてもらい固い握手を交わして解散した。
初めてのドキドキ陸路国境だった。
でもシンガポールみたく、マレーシアの入国も自動ゲートで一瞬だった。
ここからは旅のメインのマレーシア。
マレー語でありがとうは「Terima kasih(トゥリマ カシ)」。
与論島の方言のありがとう(トートゥガナシ)みたい。
英語が通じる国なので、トゥリマ カシだけ覚えていればなんとかなる。
マレーシア上陸。ジョホールバール
通貨はマレーシアリンギッド(MYR)。1MYRは40円くらい。お店ではRM1みたいに書かれることが多い。
国境を越えてマレーシアのジョホールバールに着いた。
ジョホールバールはイスカンダル計画なる強そうな名前の計画で最近発展を目指しているらしい。俺ですらマンション購入の営業に話を持ち掛けられるほどだった。
この街から特急(ETS)に乗って首都のクアラルンプールまで向かう。
クアラルンプールまでの所要時間は4時間20分。
東京から博多が4時間50分なのでそれに近い移動時間。
遅延を見越して1時間くらい余裕を持たせてこの街に着いたので近くを散策。
でも昨日の終電逃しの反省を活かして早めに駅に戻った。
唯一買えたのはレッドブル。
レッドブルはタイ発祥だけど、東南アジアには昔ながらの炭酸なしレッドブルが売っている。
俺はこれを「翼をさずけない方のレッドブル」と勝手に呼んでいる。
特急に乗車。
綺麗な車内だった。

電車のコンセントを利用しようとしたが初見殺しのBFタイプで苦戦。
隣の席の人にコンセントの差し方教えてもらった。
24歳にもなって、コンセントの差し方すら分からないの情けない...
でもコンセントきっかけで隣の席の人とも少し仲良くなれたのは嬉しかった。
特急でクアラルンプールまで
電車は普通に快適。カーブが少ないせいか東海道新幹線より揺れもない。
でもネットがほぼ通じない...
その上景色が、
これか、
このほぼ2択。
ずっとパーム農園。
技術書典に向けて本を書いていたが飽きて、iPadに入れておいたローカルLLMと話したりしてた。
クアラルンプール(KL Sentral)に着く頃には夜になっていた。
ここから宿までは地下鉄で行く。
東南アジアお馴染みの円形切符で向かう。
海外列車感がすごい。
パンみたいなつり革はどういう合理性で生まれたんだろう...
宿最寄駅のMasjid Jamekまで来た。
運賃は1.6リンギッド。日本円で63円。鉄道が安いのは素晴らしい。
宿
宿着。
1泊3000円。マレーシアの個室ホテルの中では中くらいの価格帯。
個別シャワーまである。お湯もバッチリ出る。
しかしシャンプーとドライヤーがないのが辛い。冷蔵庫はないけど無問題。
マレーシアは日本の1階がG相当のイギリス仕様で何回か押し間違えた。
プログラミングの配列みたいに0から始まるスタイル。
コンビニ
コンビニ行ったら、くまモンが俺より先に上陸してた。
お菓子がグローバル豊かに並んでる。
逆にどれが現地お菓子か分からない...
コンビニでシャンプーを無事調達できた。
ローカル夜ご飯
夜ご飯は近所のナンカレー屋さんに。
お分かりいただけただろうか。

...ファーストインプレッションがネズミで不安。
でも渋谷もネズミが歩いてるから、ここは実質渋谷みたいなものかもしれない。
観光向けじゃなくて現地向けに最適化された内装で素晴らしい。
そして英語すら添えられていないメニュー。
マレー語はアルファベットな上にローマ字と同じ読み方が基本できるので、Nasiはナシ、Rotiはロティといえば通じるのだが、そもそもNasiもRotiも何かわからない。
現地に住んでいた友人おすすめのチーズナンカレー(Roti Naan Cheese)を食べた。
6リンギッド。240円くらい。
カレーソースは無料で付いてくる。
辛いけどうまい。
マレーシアは多民族国家なのでインド系のナンカレー屋さんも、中華もたくさんある。チェーンじゃないのに24時間営業なお店も多い。
帰り歩いていると、「FUJIFILMのカメラ持ってんじゃん」って現地民に声をかけられた。
警戒度レベルマックスだったけど、いい人だった。
月収とか好きなアニメ聞かれた。アニメは海外でも通じて便利。
飲み物おごってもらったから「トゥリマ カシ(マレー語のありがとう)」って伝えたら「サマサマ〜(マレー語のどういたしまして)」って言われた。
マレー語、全体的に萌えを感じる。
サマサマ〜もだけど、スラマッ プタン(こんにちは)とか、全体的に語尾が萌え萌えしている。
必要だったら車出すからいつでも呼んでね!って言われてインスタ交換した。
Geminiに聞いたら「知らない人の車には乗らない方がいい(当たり前)」と言われて行かなかったけど、いいチャンスだったかもしれない...
setlog
Day3 マレーシア
朝。
現地ではヘイズと呼ばれる大気汚染が深刻で、学校が休みになるレベルで空気が悪い日だった(ということを後日Grab運転手ニキとの雑談で知った)。
そんなことを当時の自分は全く知らなかったので、呑気に「東南アジアって曇ってるな〜〜」くらいの気持ちだった。(でも蕁麻疹出てた)
マクドナルド
寝坊して遅く起きたのでマクドに来た。
東南アジアのマクドには米系のメニューが結構ある。
おかゆとコールスローのセットを頼んだ。
マクドでこんな病院食みたいな健康的セットがあっていいのか...?
これが真のハッピーセットなのでは??
腹ごしらえを済ませて駅まで歩いていたら、河原でワニみたいなのが歩いてて感動した。
でも東南アジアに詳しい友人に見せたらこれはトカゲだと言われて悲しい。
ららぽーとで現地同人イベントに参加
昨日のFUJIFILMニキに、近くでコスプレイベントやってるよって言われて気になったので行ってみる。
モノレール的なので行く。クアラルンプールは鉄道が便利すぎる。
クアラルンプールのららぽーとへ来た。
地味に人生初ららぽーと。
やっていたのはにじフェス。同人誌即売会とステージがあるらしい。
(日本の某にじフェスと名前被ってるけど大丈夫かな...)
ちゃんと同人イベントで、ヒジャブ着た女性が同人グッズを売っていて、マレーシアリンギッドで同人グッズが取引されていた。
海外にもコミケ的な同人誌即売会カルチャーがあることに感動した。
規模は小さかったけど、海外版コミケ的なものを見れて嬉しかった。
Gawr Guraちゃんシール作ってるBITS BY BITSというサークルがあって、シールを購入した。
今もスマホの裏に入れてる。
あと現地アニメイトにも行ってみた。
イスラム教的には同性愛絶対NGだけど、流行りの百合本も普通に置いてある。
ちゃんと最新のVTuber雑誌まである。
もちろん、しぐれうい画集もある。
物価の安いマレーシアで日本の倍くらい(RM136 = 5,257円)するが...実店舗で手に入るだけでも感動。
ゲーセンにも日本のゲームがたくさん置いてあった。
その他、コスプレインタビューイベントもやっていたのだが、刺激の強い内容でここには載せることができなかった。カスのフェルマーの最終定理。
現地ランチ
お昼は現地っぽいランチに向かう。
社員証ぶら下げた現地っぽい人が食べてたので多分ガチ。
マレーシア名物のNASI LEMAKに。
この現地感ある見た目が最高。
クアラルンプールは大型ショッピングモールの近くに、こういった下町感も残っていて良い。
左からヤギ肉、ご飯セット、ミロ。
メインのご飯セットはマレーシアの定番フード NASI LEMAK。
ナッツ類とか小魚のフライも付いてくる。
ヤギ肉は生臭さあるけどうまい。ただ夜まで生臭さが口の中に残ってしまった。
東南アジアで見かけるビニール袋に入れるタイプの飲み物、合理的で良い。
なぜかこの国ではミロがめちゃくちゃ流行ってる。
コーヒー紅茶ミロみたいなラインナップ。
現地マッサージ
旅の疲れを取りたく、現地マッサージに行ってみた。
見た目怖すぎる。このまま人身売買に持ってかれそうな雰囲気。
なんで緑に壁塗ろうと思ったんだろう、、、
マッサージは現金オンリー1時間60リンギッド(2300円くらい)。
着替えの服とかなくて普通に全裸で施術された。無防備すぎる。
でも施術自体はとてもよかった。
ちゃんと観光もしたいので観光に向かう。
クアラルンプールは電車が発展していて最高。
これは電車待ちの間に食べたバーキンのアイスクリーム。
1.3リンギッドで日本円にすると50円の激安アイス。
でも渋谷IKEAのアイスも50円なんだよね...IKEAだけがマレーシアの物価に対抗できている。
そして電車へ。
バトゥ洞窟
クアラルンプールの中心から電車で一本なのに一気に郊外感が出てきた。
でかい野犬が普通に駅にいてビビる。
でもマレーシアでは野犬すらお行儀がよく座って黄昏れている。
ここバトゥ洞窟はヒンドゥー教の宗教施設らしい。
めちゃくちゃに猿がいておもろい。
ピンポイントで威嚇してくる猿がいて怖かったが、こちらも威圧感を出すことで逃げてくれた。俺の筋肉に驚いたのかな。
この場所、人と同じくらいの人数は猿と鳩がいる。
猿は一生懸命ココナッツ食べたりしていて実はかわいい。
これが洞窟の本体。マリカのレインボーロードみたいな見た目してる。
めちゃくちゃ急な階段だった。
階段の先の洞窟は様々な宗教施設が入っていて神秘的だった。
宗教は詳しくないのでよく分からない。
でもシンプルに野生猿がたくさんいて楽しい場所だった。
帰りはめちゃくちゃに割れた窓の電車に乗って帰宅。
電車の半分くらいの窓がこれで少し心配。
いや、もはやそういうデザインの可能性が高い。
でも停車駅は西洋を思わせる荘厳な駅だったりして、ギャップがある。
夜ご飯
夜ご飯は現地中華。
麺とスープ。
ふさふさの毛が生えた肉が入っていた。
これが真の謎肉。カップラーメンの謎肉は甘え。
setlog
Day4 マレーシア
現地朝ごはん
またしても現地朝ごはんに来た。インドカレー系が一番コスパがいい。
頼んだのはRoti canai。1.6リンギッドなので61円くらい。
薄いナン的なものをカレーソースにつけて食べるスタイル。
この旅で一番うまかったまである。
マレーシア国立博物館
マレーシア国立博物館では、日本人ボランティアガイドが火金土の10時から無料で博物館案内を実施されていて、それに参加した。
たった4日だけど、4日ぶりの日本語に感動した。
逆に日々日本語に触れすぎている。
色々な展示を見た。
例えばこの仏像だと、
ヒンドゥー教的特徴の手の多さがあったり、足に動物がいたりする。
日本でも日本神話と仏教を合わせた仏像があったりするから、古代アジアの色々な国で仏教の二次創作してておもろ〜って気持ちになった。
日本の中学生にはお馴染みフランシスコザビエルもマレーシアでは有名。
ザビエルの拠点はマレーシアのマラッカにあったらしい。
そして独立の展示。
全体を通してマラッカという地がいかにマレーシアにとって重要な地かを知った。
高速バス
せっかくなので、このまま日帰りでマラッカに行くことにした。
マラッカまでの道のり概要はこんな感じ。
クアラルンプールの中心
↓(車or電車で20分くらい)
TBS(バスタ新宿的なところ)
↓(高速バスで2時間半)
マラッカセントラルバスターミナル
↓(車で20分くらい)
マラッカ旧市街
まずは高速バスに乗るためにバスタ新宿的なところに行く。
バスターミナルでお昼ご飯。
マレーシアお馴染みチェーンのMarrybrownに行った。
おかゆセット的なやつ。おかゆは辛い可能性が無くて超安心。
おかゆの上にフライドチキンをまぶした料理だった。
爆速で食べてTrip.comで10分前に高速バスを予約。
マラッカまでは高速バスで2時間半。
でもお値段なんと590円。安すぎないか...?
初めての海外長距離バスが心配で、いろんな人に行き先を確認しながら乗車。
にしても独特な内装だな...
ペットボトルも天井に置くスタイルで新しい。
無事定刻発車するも、やけにバスが遅い。なぜか路肩ばかり走るし。
マレーシアって路肩もメインで走れるのかな??そんなわけないよね...
そう思っていたら高速道路の路肩に降ろされて別のバスに乗り換えさせられた。マレー語onlyで説明されたので原因不明...故障説濃厚。
バスが変わった後もガソスタに寄って給油したりと、全然時間通りに着く意思がなくてビビる。
でも580円だから死なない限りなんでも許せてしまう。安さは正義。
なんだかんだ30分遅れでマラッカのバスターミナルに着いた。
バスターミナルからマラッカの旧市街までは、さらに車で20分くらい必要。
またGrabを使って現地まで行く。11リンギッド=440円くらいなので全然安い。
マラッカ旧市街
マラッカ旧市街着。都会とは違う、下町感のある街。
実は世界遺産らしい。
謎の資料館に行った。
中国船の活躍の歴史資料館らしい。
博物館系は言語が分からないとハードルがめちゃくちゃ高い。
As we all knowと言われているがわからぬ...Zheng Heは鄭和らしい。
世界史B未履修の俺が無知だった。俺以外 As we all know です。
それから現地の中華街的なところへ。
マラッカ発祥と呼ばれるニョニャ料理を食べに行った。
これはニョニャラクサ。中華とマレーが混ざった独特の食文化らしい。
辛い料理に激弱な舌だが、コーラをチェイサーに、汗だくになりながら美味しく食べた。
それからオランダ広場へ。オランダ統治時代の建物が残っているらしい。
あのラブブもプライベートで来てた。さすが観光地。
これはマラッカの街並み。マラッカ海峡が見えてよい。
フランシスコザビエルの像。
これはフランシスコザビエルが拠点にしていた教会の礼拝堂跡。
この壁は当時のまま。
あのザビエルもこの壁で腕立て伏せとかしてたかもしれない。
そう考えるとなかなかにエモい。
この街を起点に季節風の流れが変わるらしく、帆船時代のマラッカはみんなが風待ちに来る場所になっていた。
今も大航海時代のポルトガル人の末裔コミュニティが残っていて、大航海時代のポルトガル語を喋る人々もいるらしい。
Dr.STONEで言うところの石神村的存在。
現在の教会にはザビエルに日本を紹介した「やじろう」とフランシスコザビエルの銅像があった。
この地で日本人とザビエルが出会わなければ、現代中学校でザビエルの顔がネタになることもなかったので感慨深い。
この街、歴史の舞台すぎる。
帰宅
Grabは渋滞などもあって帰れる時間が予測できない。
なので帰りのバスターミナルに向かうGrabに乗ってから帰りのバスを予約した。
なぜかバスの発券方式が行きと全然違う仕組みになっていた。
現地で発券や追加の謎料金が必要で大焦りするも、ギリギリ締切1分前くらいに間に合った。
マレー語での放送しかなくて理解の難易度が高い。
マラッカからもかなりのバスが発着している。
しかも同時刻発車もあって罠。
帰りは900円くらいの高級バス。3列シート。
590円のバスより900円のバスの方が同じ道を通るのに到着時間が30分早くてこのバスにした。
USB Type-Cまでついている令和最新版のバスだった。
帰りの車窓からはイオンも見えた。
この景色は日本の郊外すぎる。
夜はフットマッサージを受けて帰宅。
マッサージは90リンギッドくらい。日本よりは安いけどちゃんとお値段するマッサージで、清潔な場所での施術で最高だった。
朝ホテルの受付で洗濯を依頼していた。
このホテルはコインランドリーがなくて、洗濯物を預けると有料で洗濯してくれるスタイル。
しかし朝8時に出した洗濯物が22時になっても帰ってこない...
着ている服以外全部預けていて詰み。
映画「カサブランカ」に出てくるサムみたいな受付の人に相談したら、外部委託の清掃員的な人に電話で「客が待ってるから早く持ってこい」的なことを伝えてすぐ洗濯物を返してくれて、なんとかなった。
マレーシアは全体的に人が優しい。
setlog
Day5 マレーシア→フィリピン
ここから帰国へ。マレーシアともおさらば。
かなり居心地の良い国だった。
電車で空港へ。クアラルンプールは本当に鉄道が行き届いている。
フィリピン航空
日本まで帰るとき、フィリピン経由だと安くいい感じに行けたのでまずはフィリピンへ。

フィリピン航空はフルキャリアなのでモニターがある。

知らないフィリピン音楽を聞いたり映画を見たりして過ごした。
フィリピンまでの所要時間は4時間くらい。

避難誘導のビデオが駆け落ちストーリーになっていて面白い。
フィリピンへの期待が高まる。

機内食も出た。うまい。
ただし米は「大学生が初めて一人暮らしで買った時の激安炊飯器で炊いた激安米を冷凍して再解凍した」くらいのパサパサ感がある。
でもこの後食べるフィリピン食全てで共通のパサパサ感だったのでこれがこの国のスタイルらしい。
飛行機は小さくて、羽田から萩・石見空港や稚内空港に行くときと同じサイズの飛行機だった。つまり割と揺れた。
フィリピン
通貨はフィリピンペソ(PHP)。1PHPは2.5円くらい。
PHPと略す通貨にバックエンドエンジニア歓喜。
今回唯一の対面入国検査を終えて入国。
Grabで宿まで向かう。
なんというか街がどんよりとしている。曇りであることを除いてもどんより感。
クアラルンプールの後だとより東南アジアを感じる。
全体的に薄暗くて少し怖い。
宿
この旅で一番高い宿にした。
1泊1万円。横浜駅西口の東横インくらいの値段だがフィリピン物価では高級宿。
流石に快適すぎる。
でもこのホテル、2人でも同じ値段らしい。悲しいね。
3日ぶりのドライヤーがあって最高。
髪を温風で乾かすというあまりにも文明的な行為ができる。
夜ご飯
夜ご飯は現地に滞在中のお友達と合流して食べに行くことに。
各々Grabでお店まで行った。
お店はmanamというフィリピンの伝統料理を清潔な環境で食べれるチェーン店に。
フィリピンで言うところの味噌汁的存在、シニガンを食べた。
薄いトムヤムクンみたいな味。
お友達は肉を食べてた。
雨の中教会へ
それから少しは一緒に観光しようと現地を歩いた。
あいにくの雨。
水たまりに浸かったり、謎の客引きに追いかけられながらなんとか移動。
フィリピンは東南アジアでも数少ない、キリスト教徒が最大の信仰割合を占める国。
日曜ということもあって、たくさんの人が来ていた。
フィリピンは常にクラクションが鳴っていてうるさいけど、この場所は猫も寝るくらい静かな所だった。
帰りのGrabを呼ぶも全然捕まらない。
フィリピンの印象が今のところあまり良くない。
友人の安宿は鉄格子付きで、自分の(多分)高級ホテルもセキュリティの人が常に窓にいる。周りに廃墟ビルもある...
治安がめちゃ悪そうだが、かたや夜でも小さい子が歩いていたり、外で裸になってシャワー浴びてたり、、
安全なのか危険なのかわからない街。
この街は猫しか魅力ないんじゃないか?
(今のところあまり良い体験をしていないため)

そして友人とは解散。
setlog
Day6 フィリピン→日本
朝、ホテル屋上プールからの眺め。
ホテルのあるMakati Cityはフィリピン一番の都会らしい。
散策
昼過ぎには飛行機で帰ってしまうので、最後にちゃんと外で食べたい。
朝ごはんに向かう途中、道を間違えて歩いたら猫にあった。
この街は猫が多い。
たくましく生きている。
かわいいなと写真を撮っていたら近づいてきた。
これ、死にます。
海外では猫に触れちゃダメです。
詳細は下記記事に。このあと1ヶ月近く治療を続けることになりました...

朝ごはん
猫に噛まれたりしながら朝ごはんの地へ向かう。
うまそうな見た目。
ご飯屋さんでご飯を待ってる時、念のため猫に噛まれたし狂犬病のことを調べとくかな〜〜くらいのノリで調べていたら致死率100%狂犬病の恐ろしさを知り、恐怖に支配されて実は何も味を覚えていない…
滝のような冷や汗と恐怖で文字通りご飯が喉を通らなくて、でも飛行機の時間もなく急いで口に掻き込んで完食した。
ちゃんとこの国を満喫したかった...
フィリピンは雨に打たれ猫に噛まれた記憶のみ...
空港
莫大な狂犬病への恐怖を抱えながらGrabで移動。
(狂犬病は基本人にはうつらないので移動は無問題)
飛行機は14:50。成田までは4時間半くらい。
Trip.comでなぜか無料になった空港ラウンジを利用してから搭乗。
恐怖を酒で誤魔化した。
(まだ暴露後ワクチン接種前なので酒が飲める数少ない余生)

日本までもフィリピン航空。
フィリピンはどの場所もエアコン最低温度レベルで効いている。他の国の比じゃない寒さ。
でもフィリピン航空はブランケットを借りられるので最強です。

相変わらず中型機で揺れてたけど、狂犬病の心配に上書きされて揺れが気にならなかった。
日本着、そして検疫へ
入国前に検疫へ向かった。
検疫の人が優しすぎて泣きそうだった。
そして帰宅。家に着く頃には深夜1時近くになっていた。
setlog
旅の費用大公開
折角なので今回の5泊6日海外一人旅の費用をまとめてみる。
飲食とお土産は追いきれないので除外。日本での交通費も除外。
宿と飛行機と高速バスはTrip.comでの値段、現地決済系はWiseか2026/10/21レートでの値段。
| 内容 | 価格 |
|---|---|
| 宿 シンガポール 1泊(The Pod @ Beach Road) | 4,663円 |
| 宿 クアラルンプール 3泊(Lotus Hotel Masjid India) | 9,025円 |
| 宿 マニラ 1泊(City Garden Grand Hotel) | 11,232円 |
| Grab シンガポール 1回 | 2,010円 |
| Grab マレーシア 3回+チップ | 1,566円 |
| Grab フィリピン 4回+チップ | 2,824円 |
| 在来線 クアラルンプールトータル | 783円 |
| 路線バス/地下鉄 シンガポール トータル | 720円 |
| 国境鉄道 Woodlands→JB Sentral(KTM Shuttle Tebrau) | 633円 |
| 特急 JB Sentral→KL Sentral(KTM ETS) | 3,997円 |
| クアラルンプール空港特急(KLIA Ekspres eチケット) | 1,917円 |
| 高速バス クアラルンプール→マラッカ | 589円 |
| 高速バス マラッカ→クアラルンプール | 885円 |
| 飛行機 成田→シンガポール(ZIPAIR ZG053) | 26,200円 |
| 座席指定 成田→シンガポール(ZIPAIR ZG053) | 200円 |
| 飛行機 クアラルンプール→マニラ→成田(フィリピン航空 PR526/PR432) | 34,730円 |
| マレーシア国立博物館 | 195円 |
| 鄭和記念博物館 | 585円 |
| Day3 マッサージ | 2,321円 |
| Day4 マッサージ | 3,551円 |
| 合計 | 108,626円 |
10万をちょいオーバー...
内訳は飛行機56%、宿23%とここで大半を占めている。
現地マッサージや弾丸マラッカ旅行は、マレーシアの物価の安さで全然負担になっていない。
ご飯は(両替とクレカの履歴的に)多分トータルで1万円くらい。
なので実際のトータルは12万くらい。
12万円分の満足感は全然あったので勝利。
スマホで例えるとGoogle Pixel 10 128GB(定価128,900円)よりちょい安いくらいの値段。
燃油高インフレ円安の3連パンチ下での海外旅行だったが、東南アジアはまだ(価格的に)舞える。
ちなみにGrabは人数増えても値段同じでホテルも2人とかの方が単価安いので、複数人で行けばもっと安く行けるはず。
全体を通して
今回の旅では
- シンガポールで終電逃す
- マラッカでバスに乗り損ねかける
- フィリピンで猫に噛まれて狂犬病リスク
とハプニングもあったが、個人的には満足度が高かった。
私は自己効力感が人生の満足度に直結しているので、
海外で電車に乗れた!英語が通じた!
みたいな小さな達成で嬉しくなれる。
こういった一人で決めて行動して達成する体験は、なかなか20代中盤になると難しい。簡単だけどやってないことはやり尽くして残っていない。
でも海外にはそれが大量に転がっている。
海外と一人旅はそれぞれ重要な要素。
海外→まだ達成できてないが実は簡単に達成できることが溢れてる
一人旅→100%自力なので、達成した事実が自己効力感に直結する
といった感じ。
そして日本から飛行機に乗ったが最後、しばらくは逃げられないので強制的に行動せざるを得ない。
いわば自動車学校の路上教習的な感じ。帰るまでは帰れない。
海外一人旅、東南アジアなら意外とお値段も安いのでおすすめです。
みなさんもぜひ。
ちなみに記事冒頭のスラマッパギー、一度も使わなかったし、そもそも現地でスラマッパギー言ってる人いなかった...
日本で言うところの「拙者」とか「ごわす」みたいな感じなのかな。


