勤務地が渋谷スクランブルスクエアになった。
クレジットカードの住所を更新しようとしたが、某R社クレカの勤務地登録で存在しない郵便番号だと弾かれた。
階ごとに設定される郵便番号
そもそも、渋谷スクランブルスクエアは階ごとに郵便番号が設定されているらしい。
田舎生まれの人間にとって驚きを禁じ得ないが、調べてみると大型施設では階ごとに郵便番号が設定されていることが割とあるらしい。都会はすごい。
渋谷スクランブルスクエアの竣工は2019年である。
存在しない郵便番号といったエラーになる原因はシステムにこの新しい郵便番号が登録されていないことだと予想される。
そこで、渋谷スクランブルスクエアが建っている住所(東京都渋谷区渋谷2丁目24-12)の郵便番号を調べたところ「150-0002」であった。
「150-0002」のカバー範囲は「東京都渋谷区渋谷」で番地以後は含まれないので、この郵便番号を入力し、続きの住所を手入力することで解決できた。
郵便番号は日々更新
郵便番号は早々更新されるものではないと思っていた。
しかし再開発や商業施設の建立など、郵便番号は毎月のように更新されているらしい。
ちなみに郵便番号の変更については、日本郵便の郵便番号データダウンロードにおける、郵便番号変更案内より確認できる。
おまけ
郵便番号には地域を示すものと、特定の場所を示すものがある。
前者は「住所の郵便番号」と呼ばれる一般的な郵便番号で、北海道札幌市北区北十条を「001-0010」としているようなものである。
一方後者は「事業所の個別郵便番号」と呼ばれ、例えば国立国会図書館であれば「100-8924」のように設定されている。
個別郵便番号では郵便番号と住所が一対一なので、住所を書かなくても郵便番号だけで届くらしい。
ちなみに個別郵便番号となる大口事業所個別番号の設定条件として、
第一種定形郵便物および第二種郵便物の1日あたりの平均配達物数が原則として50通以上の事業所に設定
大口事業所個別番号データの説明 より
らしく、個人で郵便番号を持つのは難しそうであった(申請には本局に行く必要&審査がある)。
また渋谷スクランブルスクエアは「事業所の個別郵便番号」でなく「住所の郵便番号」として日本郵便のCSVには登録されていた。
でかい施設はもはや地域らしい。