Nothing Phoneでスマホ界隈に新たな可能性を見出したNothing社のサブブランドであるCMFがスマートウォッチを出して、これがお洒落ながら11000円だということで話題になっていた。
![](https://blogapi.usuyuki.net/content/images/2023/12/PXL_20231216_141637142.jpg)
![](https://intl.cmf.tech/cdn/shop/files/1200x628.jpg?v=1694676186)
しばらくして国内でも販売ということになったのだが、流通数があまりにも少ないのか楽天では品切れ、Amazonでは高額転売のオンパレード状態だった。
Global版が技適通っていることに気づく
技適のない製品を使うわけには行かない。(技適警察をやってる友人に捕まるし、そもそも法を犯したくない)
依然として国内ショップでは入手できない……諦めかけていた時であった。
国内販売で入手したガジェットブロガーさん方の記事を見ると、どうやらGlobal版で技適が付いているらしいということを知った。
最強の存在、AliExpress
AliExpressという中国直輸入で商品が手に入るサイトがあり、度々「箱がボコボコになって届く」とか悪い噂ばかりを聞いていたのだが、前々から気にはなっていた。
AliExpressの奥地にCMF by Nothing Official Storeがあった。このOfficial Store、本当にOfficial Storeなのか……???? 離島にドン・キホーテがあるくらいの衝撃である(ちなみに石垣島にはドン・キホーテがある)
https://ja.aliexpress.com/store/911772355
※この公式ストアが本当に公式ストアかは不明であるため、当ブログでは責任を負いかねます。
国内では入手困難なNothingのスマートウォッチ、Watch Proが売っているだけでもすごいのに、ブラックフライデーセールをやっている。
他では入手困難なのにセールしてるってどういうこと???
![](https://blogapi.usuyuki.net/content/images/2023/12/image-1.png)
PayPal経由支払いの割引やブロガーさんのクーポン+ドル買い(円で買うよりドルで直接買ったほうが為替手数料的に少し安いことが多い)を組み合わせることで、ただでさえ入手困難な定価11000円のWatch Proを8276円(購入当時の価格)で購入できた。
![](https://ae01.alicdn.com/kf/S8a3a1dfeeb334ea3a7e780e1e67a4cbb5/Cmf-Bluetooth-1-96-5-3-GPS-Android.png)
ちなみに現在でも値段は違うが、あの入手困難なCMF by Nothing Watch Proが普通に購入できる。
長い時を経て、到着
11/27に購入し12/12に届いた。
AliExpressは中国から直に送ってくるはずなのに、なぜかシンガポールを経由してきた。なにか違法な取引してるのか??
![](https://blogapi.usuyuki.net/content/images/2023/12/image-3.png)
アリエクで示された到着予定日は12/7~11だったのが12/12に届いた。
ちゃんと包装されていて箱もボコボコになっていない。さすが公式ストア。
開封
SIMカードみたいな厚紙になっている。
裏面には技適マークがある。これには技適警察もニッコリ。
CSSのposition:absoluteで頑張って作ったみたいなOPENの印があって、このテープを外すと開けられるらしい。
シンプル包装……SDGsに配慮しているのかもしれない。
中身は左から説明書、充電ケーブル、時計のベルト、本体。
こいつが本体。とても綺麗。スピーカーとマイク内臓なので、通話もできるらしい。
裏面。ドットなフォントが使われている。
国内ではほとんど手に入らないのにしっかり日本語には対応している。
説明書にも日本語がある。
ペアリングしてみる。
![](https://blogapi.usuyuki.net/content/images/2023/12/Screenshot_20231212-184732.png)
アプリ側が洒落ている。
時計のデザインも洒落てる。有機ELの発色の良さたるや。
ベルトも付けてみた。
使ってみる
Nothingっぽいドットなデザイン。
マイクとスピーカーも付いているのでGooogleアシスタントなどをスマホ経由でリレーできる。
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1日使ってみた。スマートウォッチ側のグラフは動的に変化でなく、0時~24時で1単位になっているっぽい。ちょっと見にくいね……
![](https://blogapi.usuyuki.net/content/images/2023/12/Screenshot_20231213-183814.png)
寝すぎたときの記録もちゃんと取られている。
![](https://blogapi.usuyuki.net/content/images/2023/12/PXL_20231216_142043012.jpg)
音楽の停止とか音量調整とかできるけど、この画面までのアクセスがちょっと面倒。
![](https://blogapi.usuyuki.net/content/images/2023/12/PXL_20231216_141637142-1.jpg)
オールウェイズオンディスプレイ、通称AODも設定できて、これがとてもお洒落。
やっぱり見た目の良さは正義。
最近のスマートウォッチはどれも高機能なので、電池持ち良くて見た目良ければ勝ち説あるのでは……
おわり
正直、ソフトウェアの完成度はXiaomiさんの方が高い気がする……
Nothingのスマートウォッチはコスパが良いと感じつつ、あくまで私個人の用途では内臓マイク・スピーカーは利用用途少なそう。内臓GPSもスマートウォッチ単品でGPS記録を取りたいレベルの運動をすることもなく……あまり旨みを活かせなかった。
これまで3000円台で買ったXiaomi Mi Band 5にサードパーティのデザインをねじり込んで2年半ほど使っていた。
でかい画面でお洒落でビジネスカジュアルなものが欲しくなっていた。
定価11000円のCMF by Nothing Watch Proはスマートウォッチ界では安いといえど安い訳ではない。個人的に機能面で過多だが今回それでもCMF by Nothing Watch Proにしたのはそのデザインの良さである。
デザインという観点で人間は買っちゃうほど、デザインというのは大事だと思った。