カンファレンス参加は種を蒔いてもらう場所
猫も杓子もLLMの時代ですが、0→1は引き続き難しいです。
検索もAIに聞くのも、そもそもキーワードを知ってないと聞けません。
カンファレンスは種を蒔いてもらう場所だと思っています。
特に当たり前に使っていることは疑わなくなってしまうので……
いくつか
にわかGopherだったのでかなり種を蒔いてもらいました。
GoのGCでGreen Tea GCが導入されようとしている話も、MPTCPも存在自体を知らなかったので大きな収穫です。GOPROXYの役割やGOBUILDの仕組みも……存在時代は知ってるけど背景や内部事情を知れた部分も大きいです。
実用的な部分だと、defer fとdefer f()の違いやmodernize packageの話など、そのまま明日の仕事に活かせそうなこともありました。
testing/synctest関連
3セッションくらいあったおかげで、Go1.25から正式に入ったtesting/synctestはかなり理解が進みました。
goroutine含むテストをtime.Sleepで謎に待たなくてよくなるなど、 バブルという概念で非同期処理含むテストがいい感じに書けるやつが入った形です。
全てGoで作るP2P対戦ゲーム入門
Ebitengineを使ったGo製ゲームで、実用的な例で個人開発の参考になりました!
10年もののAPIサーバーにおけるCI/CDの改善の奮闘
あのデリッシュキッチンさんのテスト速度改善話。
やっぱり地道しかないんだなと……
色々tipsが聞けてよかったです。
†開発を加速させる黒魔術講座†
1日目はワークショップ参加しました。
unsafeを使ってうまくやるやつを体験し、ビルド時に値が決まることを使用した鮮やかな構造体比較などに感動しました。
所感
- 他の言語のカンファレンスと比べて圧倒的に若い人が多い
- 知ってるプロダクトのGo率の高さ
- 時代はGoなのか……!?となるほどでした
- あのEbitengine作者の星一さんがめちゃくちゃ普通にいらしてお話できた←??
奥渋
Go Conference 2025の会場はCyberAgentさんのオフィスで渋谷区宇田川町にありました。
渋谷駅からは少し歩く場所ですが、良いご飯屋さんが多い地域です。