え〜、今緊急でブログ回してるんですけど……大吉祥寺.pm 2025登壇してきました!
盛り上げてくださり、ありがとうございました!
技術イベントは狂気で運営されている
そーだいさんの「コミュニティはいつまでも続くわけではない - PostgreSQLコミュニティの危機」や、こうのさんの「地方でエンジニアコミュニティを成功させる秘訣:”身内ノリ”を避け、”熱狂”を生み出すための挑戦」でもありましたが、技術イベントの開催ってめちゃ狂気(良い意味)で運営されているんですよね……
例えば大吉祥寺.pm主催者のMagnoiaさん、前夜祭のキャリアトークで体の衰えを仰っておられましたが、元気すぎではないですか……?(という話をご本人にもしました)
- 9/5(金) 前夜祭
- 9/5(金) 懇親会 23:30まで
- 9/5(土) 本編 9:15 会場
- 9/5(土) 本編の懇親会 22時くらいまで
- 9/5(土) ナイトパーティでDJ
学生さんですか……?(尊敬)と思ってしまうようなバイタリティです。
イベントの他に、もちろん本業のお仕事もありますし、イベント自体も相当前から準備されています。
控えめに言って狂気です。
これに全部参加する参加者も狂気ですが……
ところで大吉祥寺.pmはPerlの話にとどまらないイベントです。
今年の大吉祥寺.pm、Perlをメインテーマとした話は(アンカンファレンスを除いて)0でした。
話す内容の抽象度が高い傾向にあります。
そんな中、なってぃさんの「提案レベルを上げてみたら、私の『提案』が『進捗』になっていた件」で、「良い提案は言語化コストを相手でなく自分が払う」という言語化が、めちゃくちゃ身にしみました。
大吉祥寺.pmのような特定技術特化でないイベントでは特に、登壇者の言語化をたくさん享受できるのが個人的にかなり良い点だと思います。
(もちろん具体の技術話にも、魅力があります)
巨人の方に乗っている感覚に近いのかもしれません。
前夜祭登壇
本編登壇の告知タイムをいただきました。
そもそも5分LTの告知に2分も貰えるという前代未聞の時点で面白かったのですが、発表中に粋なグリッチ演出がかかるという珍事も相まり、とても盛り上がりました。
当日登壇
私の登壇はLTタイムの終盤だったのですが、前半にナカミチさんが「明日から役にたつLTをダメにする技術をあなたに」を発表され、これに自分の登壇内容が当てはまりまくるなど危険的な状態もありました。
(去年の大吉祥寺.pmで存在を知り、尊敬するナカミチさんと同じ枠に出られたことが光栄です)
とはいえ発表時はたくさん盛り上がっていただき嬉しかったです。
ありがとうございました!
席近のpolidogさん(大吉祥寺.pmスポンサーさん)にも発表前後で激励してもらい、とても嬉しかったです。ありがとうございました!!
さらに会場や懇親会で、「ブログ書くよ!」という宣言を直接してくださる方もいらして、発表してよかったと思いました。
前日譚
最初は登壇お祈りメールを頂いていたのですが、繰り上げで登壇できることになりました。
登壇が決まった日からスライド構成を作り始めたのですが、タスクというのは締切まで膨張するのが性なんですよね……永遠にクオリティが気になりだします。
特に今回内容がブログなので、このブログ自体の大幅改修なんかも始めてしまい(パフォーマンス改善 & 監視導入など)、収集がつかなくなりました。
去年記事に書いたように、今年も直前になればなるほど、いややっぱりやるべきじゃなかったかな等、色々な思想が渦巻いていました。
前夜祭で23:30まで懇親会した後は、偶然宿が同じおぎさんとちゃちいさんで宿に向かいました。
宿に帰った後でも自分のスライドクオリティが気になり、結局当日の休憩時間も作り続ける超・締切駆動開発になっていました……完成してよかったです、、、
発表で伝えられなかったこと
LTはエクストリーム・スポーツとも言われています。
伝えたいこと全部は詰め込めません。
今回伝えたかった内容は
ブログ執筆はアウトプットよりもインプットが本質ではないか

という話です。
でもおそらく、この真価を発揮するのはアウトプットが溜まった後です。
自分で言語化したアウトプットは、その当時の自分のスナップショットのような存在です。例えば5年前の自分は世界をこう見ていたなど、ある種の積み重ねのようなものも観測できます。
当時の自分が言語化したアウトプットが残っている。実はこれがとても重要なのではないかと思っています。
私はまだまだ社会人歴が浅いですが、もしかしたらこれが30年後、Magnoliaさんや大西さんの年齢になった時に何かの役に立つのかなと思ったりもしています。
思い出置き場




